お祭りめぐり
北京で賑やかな春節を祝う「竜潭廟会」
竜潭廟会は1984年から始まり、今年は第三十五回目を迎えた旧正月期間に龍潭湖の湖畔で開催するお祭りです。民俗パフォーマンスやお祝いパフォーマンス、モーターショー、ブックフェアなどの工夫の凝らされたイベントが開かれます。この龍潭廟会もさまざまなショーが用意し、観光客は中国各地からの役者による、夜限定に披露する伝統的な祝賀パレードも参加でき、国内外に問わず観光客に春節のお祝いの雰囲気を感じさせるお祭りです。
竜潭廟会は1984年から始まり、今年は第三十五回目を迎えた旧正月期間に龍潭湖の湖畔で開催するお祭りです。民俗パフォーマンスやお祝いパフォーマンス、モーターショー、ブックフェアなどの工夫の凝らされたイベントが開かれます。この龍潭廟会もさまざまなショーが用意し、観光客は中国各地からの役者による、夜限定に披露する伝統的な祝賀パレードも参加でき、国内外に問わず観光客に春節のお祝いの雰囲気を感じさせるお祭りです。
大観園廟会、別称は「紅楼廟会」、1996年からはじまり、中国版『源氏物語』と言われる小説『紅楼夢』が描かれる世界が体験できる廟会として、北京っ子だけではなく、中国文化に興味のある外国人観光客にも人気のある廟会の一つです。小説に基づいて建てられた伝統的な中国園林のスケールがとても大きく、まるで本の中に入ったような不思議な体験が出来ます。
厰甸廟会は明の嘉靖年間から始まり、北京の歴史上の八大祭りの中で一番規模が大きく、また一番名高い祭りでもあります。年越しの雰囲気が強く、北京文化の名刺だとも称されています。祭りではその独特な祝日の雰囲気が観光客を魅了し、高足や太平鼓(太鼓の一種)、多種多様な民俗ダンスといった様々なお祝いパフォーマンスのほか、北京歩道橋の熟練の芸人たちによる特技ショーも楽しめます。
今年で第二十四回目を迎えた、北京の紅螺寺廟会は旧正月期間中に開催する予定。千年の歴史もある紅螺寺で開催する廟会では、お祭りムード全開で、赤提灯が空を遮り、遠くから見ると赤一色になります。仏教のお寺だから、旧正月を祝うため、新春祈願イベントを行われます。
北京にある観光スポット「天壇」は有名だが、同じく「北京五大壇」と称されている「地壇(ちだん)」も北京の有名観光スポットの一つ。昔は「方沢壇」とも呼ばれ、北京っ子はここを「地壇公園」と呼び、しかしそのスケールは日本でいう公園のイメージではなく、敷地面積は37.4ヘクタールで、明の時代(1530年)に建てられ始め、明と清の二つの皇室にとって、大事なお祭りを行う宗教的な場所である。天壇と対照的に、ここでは歴代の皇帝が地の神様に対して祭祀を行った場所である。
昔、清王朝の皇室だけが使える皇室園林として、国内外でも名高い「円明園」離宮跡は北京有名な観光スポットの一つです。四季に問わず、毎年多くの観光客が訪れてきます。北京の北西に位置する円明園でも、2010年から旧正月の間廟会を開催するようになりました。ほかの廟会との最大な違いはこの特別な場所における歴史から、だから廟会のテーマも「皇室文化」をし、昔の皇室が楽しめたショーが開催します。
北京市民の憩いの場、朝陽公園でのお祭りは名前からもう違います。「廟会」ではなく、「北京朝陽国際風情節」とみんなはそう覚えています。多くの有名人や芸能人、また北京で暮らす外国人がこの地域に住んでいるから、その年越しのお祭りも国際的で、しかも交通便利という利点も加え、毎年は賑やかで旧正月の風物詩の一つでもあります。
普通、廟会や縁日、お祭りなどを聞くと、たぶん伝統的な催しが想像できるでしょう。しかし、ここ石景山テーマパークの廟会はその真逆で、歴史のあるお寺や下町ではなく、遊園地で開催することもあるかもしれませんが、「西洋風の廟会」をテーマとするイベントが行われます。ギリシャ、ポーランドなどの国からパフォーマーたちを招かれ、色鮮やかで奇抜な衣装を身にまとい、パフォーマンスを披露しながら園内でパレードもします。
北京の近郊、西山にある景勝地「八大処公園」では、2015年から旧正月になると廟会を開くようになります。ここは有名な仏教観光地として、千年を超えるお寺が八つもあり、いまだにきれいな状態で保存され、たくさんの信者は参拝しに参ります。北京の伝統グルメの屋台が立ち並び、サンザシを串刺しにし、飴をからめたお菓子や「臭い豆腐の油揚げ」など面白いグルメがたくさん。
北京郊外の延慶区にある世界ぶどう博覧園に開催するこの廟会はほかの廟会との最大な違いなんだというと、それはやはり氷雪祭りも同時に参加できることでしょう。郊外にあるのは、交通面においてどこか不便だと考えられる方も多いかもしれませんが、逆にそこを利用し、郊外だからこそスペースを広くし、大掛かりなイベントを開催することが可能です。すこし違った北京のお祭りに参加したい方におすすめします。
中国では旧正月といえば帰郷や一家団欒なイメージが強いため、多くの個人的な店は春節休みの時を一時休業し、大都市では一気に人が少なくなり、どこか寂びた雰囲気まで漂います。特に北京では、街歩く人が少なくなり、車の数も減りますが、逆に観光には向いていると思います。普段人がいっぱいで身動きも取れなくなる観光スポットをゆっくり回ることができ、もし中国の賑やかな雰囲気を体験したいなら、「廟会」という選択肢もあります。気軽に中国の下町文化や伝統芸能に触れることでさらに中国について深く知り、屋台で安くておいしい北京グルメを食べ歩くのもおすすめです。
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